「大体、哨戒なんかしても何か居る訳じゃ・・・」

side A_3

「大体、哨戒なんかしても何か居る訳じゃ・・・」
そんな事を言ってると、銃声が聞こえた。
それも、発射音からして人間用の火器じゃない。
機動兵器用の大口径機関砲だ。
「はいはい、お説教は後で!」
最大出力でブースターをふかし、垂直に跳ぶ。
姉さんの制止は聞えないふり。
危ない目にあうかもしれないからって、人が襲われてるかも知れないのに無視はできない。
「戦闘目視!敵、軽装多脚型2!追われてるのは武装バイクが一両みたい!」
・・・ガトリング撃ってるのはバイクの方か。
流石に軽装とはいえ足止めが限界みたいだし・・・
「久々のお仕事だし、手っ取り早く行きますか。」
接近戦ならこっちのが上。ブレードを展開して、一気に突入した。


side B_3

「居たら困るから哨戒やるんでしょうが。」
ほら、何か居た。
・・・自立兵器がただの人間相手に機関砲撃つ事なんてまず無いでしょう。
つまり、相手も少なくとも機関砲が必要な武装をしているか機関砲を使っている。
「そこまで急ぐ必要も無いと思いますし、慎重に・・・」
私の言葉が終わる前に、アリスちゃんはブースターで跳んで行ってしまいました。
可愛いとは思うんですけど・・・もうちょっと警戒って事をしてくれたらなぁ・・・
まぁ、単なる装甲車とかで手遅れになるよりはマシなのですが。
「・・・うん、同数ならこちらが有利な戦力ですね・・・」
放置して、村の方まで来ても大変です。
破壊が可能なら破壊してしまった方が後が楽ですね・・・
「流れ弾に当たらないでくださいよ?ベル。」
流石にミサイルを乱射は出来ない。キャノン砲を構え、1機1機仕留めて行くことにした。

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