目次
303 名前:とあるレイヤー[age] 投稿日:03/10/28(火) 12:23 ID:lUSz6dz7
現在、夜中の1時。
両親も弟も寝てしまった事を確認して、Kanon制服に袖を通す。
うなじで束ねていた髪を解けば、即席で香里の髪型になる。
そぉっと部屋を出て、勝手口から裏庭へ出る。
…季節柄、少し肌寒くなってきたが、太股を撫でる風が心地よい。
ワンピースの裾をたくし上げ、ショーツを脱ぎ、
コンドームを被せたペニスを、右手でそっと握る。
「…んッ…は…あぅ…」
私はゆっくりとしごきだした。
先にアナルに入れていたバイブが抜けそうになるので、左手で押さえる。
しかし暫くすると、その左手は自然にバイブを抜き差ししていた。
「…私…女装して…アナルにバイブ入れて…」
右手と左手の動きと呼吸は、徐々に早くなっていく。
「…オナニーして…喜んでる変態さんだぁ…」
そうして、どんどん快楽へ身をゆだねていく。
「…イ、イく…イく、イっちゃうよぅ、私、イっちゃうぅ」
はぁ、はぁ、はぁ、は、は、は、は、は、
「はぁぅんッ…あ・あぁ…はぁ、はぁ、はぁ…」
私は、その場でへたり込み、余韻に浸っていた。
…暫くして、背後から。
「兄貴?」
私は戦慄した。いつの間にか、弟に見られていたのだ。

304 名前:とあるレイヤー[sage] 投稿日:03/10/28(火) 12:24 ID:lUSz6dz7
家族には、女装コスはイベントでしかしないという事で認められていたが、
家で女装してオナニーしている事は秘密にしていたのだ。
私は恐怖の余り、その場でへたり込んだまま、振り向けないでいた。
「…いつから見てた?」
「イく寸前…かな」
よりによって、一番恥ずかしいところだったなんてッ…!
色々な想いに頭は支配され、顔を紅潮させながら、震えていた。
もう、どうしたらいいんだろう。
そう思った、その時。
「心配しなくても、バラさないよ。お姉ちゃん」
「えっ!?」
振り返ると、そこには栞(私服)の格好をした弟が立っていた。
恐らく私のコスを部屋から持ち出したのだろう。
私と弟は体格は似ているが、背は弟が少し低い。
これまで、コスプレには興味が無いと思われていた弟だったが、
よく考えてみればアニメやゲームの趣味は似たものがあったっけ…。
「…え? あ、あの…」
「一緒に、しよ…お・ね・え・ちゃん」
髪も綺麗に整えたその姿は、紛れもない栞だった。
私は、だらしなくペニスを出したまま、ぎゅ、と弟…いや、妹を抱きしめた。

305 名前:とあるレイヤー[sage] 投稿日:03/10/28(火) 12:25 ID:lUSz6dz7
親の寝室は1階の一番西、私と弟の部屋は2階の一番東に位置するので
少し音を立てても親に気付かれない。それは弟も承知していた。
私達は、私の部屋にあるベッドでそっとキスをした。
「…コスに興味ないって思ってた。まして、こんな趣味まで…」
「実は、こっそりお姉ちゃんの服を着てたりしてたんだよ」
お姉ちゃん、だなんて…これは、妹と呼ばないと失礼かな。
「お姉ちゃんの、綺麗にしてあげる」
そういって妹…いや、栞は、コンドームを被せたままのペニスを触った。
「はぅっ…き、汚いからいいよ…」
「大丈夫、自分のザーメンも飲んだ事あるよ」
栞はにこ、と微笑むと、コンドームを外し、私のペニスを頬張った。
…人にして貰うなんて…まして、設定上の妹に…
「…んは…ぁ…ぁ…」
気持ちいい。一体いつ、こんな事を練習してたの?
「…栞…私も…しゃぶって…い?」
上目遣いで了承を伝えると、栞は姿勢を変え、69の状態になった。
黒と赤チェックのキャミをどけると、私のものではないショーツを穿いていた。
「あれ、私のじゃないわね。わざわざ買ったの?」
私はくす、と笑いながらショーツを脱がすと、
既に元気になっている栞のペニスに触れた。

306 名前:とあるレイヤー[sage] 投稿日:03/10/28(火) 12:26 ID:lUSz6dz7
「んッ…お姉ちゃん…」
栞は気持ちよさそうに答えた。
そうして私達は、お互いのペニスを愛撫しあってた。
どれだけ時間が経ったのか、栞は息の荒さを増した。
「お、お姉ちゃん…私、イっちゃう…」
「いいわよ、お口に出して…」
「おね、えちゃ、ぁ、ぁ、あ…あはぁん!」
勢いよく私の口に吹き出すザーメン。私は、それを吸い出し、飲み込んだ。
くて、と栞は脱力し、荒い呼吸を続けている。
「…まさか栞、お尻も経験済みなんて事はないでしょうね?」
「…私は、まだ。けど、お姉ちゃんに教えて貰えるなら、して貰おうかな…」
私はくす、と笑いながら、
「ゆっくり教えてあげる。その前に…入れてみる?」
栞は微笑んだ。それを見て、私はアナルをローションで潤した。
お互いコンドームを付け、私は仰向けになって股を広げた。
栞は私のアナルにペニスを宛い、そしてゆっくりと埋めていった。
「はぁぅっ!」
お互いに歓喜の声があがった。

307 名前:とあるレイヤー[sage] 投稿日:03/10/28(火) 12:28 ID:lUSz6dz7
幸せで一杯になった。
香里の格好で、妹の栞に、本物のペニスでアナルを犯して…愛して貰えるなんて。
「…動かすよ、お姉ちゃん」
「…ん。来て」
栞は奥まで入れたペニスを抜こうとする。
ぞくぞくと快感が全身にいきわたる。
再び奥まで差し込まれる。
アナル自体に快感が無い訳ではなかったが、ある種の達成感で満たされていった。
最初はゆっくりとだったが、徐々に、栞の動きが早くなっていく。
「お姉ちゃん…私、また、イっちゃうッ…」
「いいよぉ…栞…一緒に…一緒にぃ…」
私達は、姉妹で上り詰めていった。
そして。
「ぁ、ぁ、あ、あ、あ…はああぁっ…ん…」

あれ以来、私と妹(笑)は、姉妹キャラのコスをイベントでするようになり、
その晩、決まってえっちをするようになった。
「さぁ、いきますよ、みなわちゃん」
「はい、お姉ちゃん…」

−終わり−

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