午後の陽光の差し込む図書室で、一人のメイドが本棚の埃をはらっていた。
背が低くふっくらとした童顔の、少女を思わせる容姿だった。しかし身長に反して胸は大きく、メイド服の胸元を大きく持ち上げている。豊かな金髪は綺麗に結い上げられ、日差しを反射している。おろして梳れば、蜂蜜色の滝になるだろう。
棚を一列はたき終わるたびに踏み台を移動しながら、少女は本棚の埃をはらい続けた。
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「アリエル、サー・ゴードンとサー・トーマスが貴女をご指名です。出かける準備をするように」
「はい、ミセス・ゴトフリート」
私は羽箒を置くと、ミセス・ゴトフリートに答えました。ウィルソン家のご兄弟……、ということはまたあれかな……、と想像しながら、掃除道具を片付けます。
シャワーを浴びて体を綺麗にし、外出着に着替えおわった頃には午後の四時を回っていました。身の回りのものを入れた手提げ鞄を持って玄関ホールに行くと、ミセス・ゴトフリートの姿がありました。
「それでは行って参ります」
「気をつけていっていらっしゃい。サー・ゴードンとサー・トーマスに失礼の無い様に」
「はい」
ミセス・ゴトフリートに一礼すると、私は玄関前で待っていた馬車に乗り込みました。
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サー・ゴードンのお屋敷で、私はサー・ゴードンとその弟のサー・トーマスと晩餐をともにしました。飲みつけないお酒を勧められて、私はいささか酔ってしまいます。
この後お二人をベッドで楽しませて差し上げなければならないのに、私が酔いつぶれてしまってはお話になりません。しかしお二人は代わる代わる私にグラスを勧めてきます。そうそう断るわけにも行かず、晩餐が終わる頃には私は少なからず酩酊していました。
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寝室に置かれたソファの上で、私はサー・ゴードンとサー・トーマスに愛撫されています。
今の私の服装は先ほどまで着ていた外出着では無く、蒼いワンピースに白いエプロンを合わせたエプロンドレスです。胸の部分がまったくきつくないところを見ると、どうやら私の体型に合わせた特注品のようでした。
髪はおろして二つの三つ編みにされました。前にたらされたそれが、私が動くたびにエプロンの胸の上で転がります。
「アリエルのおっぱいは相変わらず大きいね。また大きくなったんじゃないか?」
私の胸をもみしだきながら、サー・ゴードンがささやかれます。
「お兄様、恥ずかしいです……あん!」
サー・ゴードンにお返事すると、今度は反対側をサー・トーマスが愛撫されます。
「ふふっ。だけど、アリエルの胸は大きいのに感度が良いね」
左右両方から乳房をもまれ、私の体はどんどん高ぶっていきます。
サー・ローレンスのお屋敷のメイドたち(といっても、全員実は男性ですが)は、体を女性のようにするお薬を服用しています。このお薬の効き目のひとつに乳房が大きくなる作用があるのですが、どうしたわけか私はこの効き目が強く出て、まるでクッションでも押し込んだような乳房になっています。しかも全体がやたらと敏感で、乳首だけでなく乳房全体で性感を得られるようになっています。ウィルソン家のご兄弟もそのことをよくご存知で、私を責めるときはいつも胸を集中的に責めてこられるのでした。
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「ふふっ、アリエル、胸が気持ちいいのかい?」
「はい、お兄様、おっぱい、とっても、きもちいいです……」
ウィルソン家のご兄弟は、ご自分たちのことを私に『お兄様』と呼ばせます。孤児だった私は孤児院の年長の男の子のことを『お兄ちゃん』と呼んで育ってきましたから、この呼び方に抵抗はありません。むしろ懐かしくすらあります。
「アリエル、今度は君が僕たちを気持ちよくしてくれないかな……」
そういって、サー・トーマスが私の左手をご自分の股間に導かれました。サー・トーマスのものはすでにいきり立ち、天を指しています。右手で探ってみると、サー・ゴードンのものも同じ状態でした。
私はソファから床に降りると、お二人に並んで座っていただきました。お二人の前に跪き、ガウンの前をくつろげていただきます。
最初はサー・ゴードンのものをお口に含み、舌でゆっくり愛撫して差し上げます。サー・トーマスのものは空いた手でこすり上げ、先端を指先で転がすようにいじります。
お二人のものを順番に口に含み、双方を同じように高めていきます。やがてお二人が限界に近づくと、私はお二人にソファから立ち上がってもらいました。
二本のおちんちんを両手で掴み、先端を合わせるように引き寄せます。両方を同時にしゃぶるようにして先端を責めながら、同時に手で竿をしごきます。
やがてお二人が同時に果てられました。私は大きくお口をあけて迸りを受け止め、一滴もこぼさないように飲み干していきました。
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サー・ゴードンのおちんちんが、私のお尻を容赦なくえぐります。
逞しい物に奥まで貫かれながら、私は嬌声のひとつも上げることが出来ません。
私のお口も、サー・トーマスのおちんちんで埋め尽くされているからです。
上下から刺し貫かれ、私はまるで
後ろからはサー・ゴードンの手が私のおちんちんをしごき、前からはサー・トーマスに乳首をいじられます。気持ち良いところを同時に責められながら、私も必死に口とお尻を使います。
やがて再び、お二人が同時に果てるときがきました。
お尻に注ぎ込まれる熱いものを感じながら、口から注ぎ込まれるものを飲み下してゆきます。 同時に私のおちんちんも、サー・ゴードンにしごかれながらはしたなく射精しました。
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朝食が終わり、身支度も整え終わった私は、お二人に見送られてお屋敷の玄関を出ました。 馬車止めで待っていた馬車に乗り込もうとしたとき、お屋敷の門を別の馬車がくぐってきました。
二頭立ての馬車が止まると同時に、勢いよく扉が開きます。
「お兄様!」
馬車から飛び出してきたのは、ウィルソン家の末娘、クララお嬢様でした。蒼いエプロンドレスのスカートと二つに分けた金髪の三つ編みが翻ります。
「こら、クララ、はしたないぞ」
「そうだよ。そんなんじゃ立派なレディになれないぞ」
サー・ゴードンとサー・トーマスが口々にクララお嬢様をたしなめられますが、そのお顔は『しょうがないな』といいながら笑っておられます。
「大丈夫ですわ。他の方の前ではわたくし立派なレディですのよ!」
「こらこら、ここにはアリエルも居るんだぞ」
「あら、アリエルとは何度も会った事がありますもの。他人行儀にする必要はありませんわ。ねえ、アリエル」
「くすっ、そうですね。でもお嬢様、お兄様方に対してもおしとやかに振舞われてもよろしいと思いますよ」
「もう、アリエルまで。そういえば今日は、またローレンス小父様の御用なの?」
「はい、ええと……」
クララお嬢様は、勿論私が何をしにここにきているのかご存知ではありません。言葉に詰まる私に助け舟を出されたのは、サー・トーマスでした。
「ちょっと大事な手紙を届けてもらったのさ。夜遅くだったから、一泊していってもらったんだよ」
「まあ、そうだったの。ご苦労様、アリエル。そうだ! 今日は私たち、王立博物館の考古学展示を見に行くの。なんでも南の砂漠の国ですごいものが出たんですって! アリエルも一緒にこない?」
「お誘いありがとうございます。でも、これから帰らなければいけませんので……」
「そう……」
「こらこらクララ、無理を言って困らせちゃいけないよ」
「そうだよ。レディはわがままは言わないものだぞ」
「はあい。それじゃあまたね、アリエル!」
「はい、お嬢様。それではサー・ゴードン、サー・トーマス、これで失礼させていただきます」
私は挨拶を済ませると、今度こそ馬車に乗り込みました。
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夜会の喧騒がお屋敷の広間に満ちています。あちらこちらでヘルマプロディトス・クラブの会員の方々が談笑しておられます。
私に声が掛けられたのは、目に付いた空のお皿を片付けているときでした。
「アリエル君」
「はい。御用でしょうか」
振り向いた私の前に居たのは、恰幅のいい体に良い仕立ての三つ揃えをまとった紳士でした。名をミスター・ハロルドとおっしゃいます。
「……いいかな?」
「はい、ミスター・ハロルド」
私はミスター・ハロルドとともに、二階の客用寝室に向かいました。
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コンコン
寝室の扉がノックされました。私が出ようとするのをミスター・ハロルドは手振りで押しとどめ、自ら扉を開けて外に居た男性使用人からなにやら荷物を受け取られました。
「さあアリエル、これに着替えておくれ」
「はい、ミスター・ハロルド」
手渡された紙箱の中には、子供向けのドレスが一式はいっています。コルセットなどは無く、下着は木綿のスリップとドロワースです。
私は手早くメイド服を脱いで全裸になると、ミスター・ハロルドが持ち込まれた子供服に着替えました。大きさはあつらえたようにぴったりで、どこもきつかったり余ったり、長すぎたり短すぎたりはしませんでした。
亜麻色のドレスのほかに、箱の中には大きな赤いリボンが入っていました。私は結ってあった髪を解くと、ミスター・ハロルドにリボンを結んでいただきました。一房にまとめられた髪の中ほどがリボンで束ねられます。
着替えが終わると、私はミスター・ハロルドの前でくるりと一回りして見せました。
「似合いますか――お父様?」
私の問いに、お父様――ミスター・ハロルドは相好を崩して答えられます。
「ああ、とてもよく似合っているよ」
勿論、ミスター・ハロルドが私の本当の父なわけではありません。孤児院の前に捨てられていた私は、どこの誰の子とも知れないからです。『お父様』という呼び方はミスター・ハロルドのご要望です。
「さあ、こちらへおいで、アリエル」
『お父様』が私を手招きします。私はそれに従って、ベッドに向かいました。
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ちゅぷっ、ちゅっ、くちゅっ……
寝室には淫靡な水音と、お父様の荒い息づかいの音だけがしています。
水音は私がお父様のおちんちんを一生懸命しゃぶる音です。 お父様の息づかいが荒いのはそれに快感を覚えておられるからです。
お父様のおちんちんに口でご奉仕するとき、私は習い覚えた
やがてお父様が果てそうになると、私はお父様から離れ、尋ねました。
「お父様、アリエルのお口、気持ち良い?」
「ああ、とても気持ち良いよ」
「本当? うれしい!」
「でもアリエルの胸も使ってくれたら、きっともっと気持ち良いな」
「本当? じゃあアリエルのおっぱいも使って!」
私はそういうと、お父様に背中を向けました。お父様の手がドレスの背中の釦をはずしていきます。私はドレスとスリップを脱ぎ、ドロワースと靴下だけの姿になりました。
ベッドに仰向けになった私のおなかをまたぐように、お父様が位置を変えられます。私が両手で乳房を寄せると、お父様はおちんちんをその間に挿し込まれました。お父様のおちんちんはすっかり私の乳房に覆い隠され、わずかに先端が飛び出しているだけでした。
私は首を思い切り曲げてその先端を口に含み、同時に両手で乳房を左右から押し付けます。 そのまま乳房でおちんちんを挟み込みながら、舌を使って先端部をひたすら舐め続けます。お父様の気持ちよさげなうめき声が寝室に響きました。
どれくらいの時間そうしていたでしょうか、唐突にお父様が限界を迎えられました。
お父様のおちんちんの先端から、熱い液体が迸ります。勢いよく飛び出した白い液体が私の顔を撃ちました。二度、三度と搾り出されたそれは、私の鼻や頬にかかります。
私の上半身に覆い被さるように四つんばいになっていたお父様が、満足げなうめき声を上げられました。私のほうはといえば、顔と胸が精液まみれでした。
「お父様、アリエルのおっぱい、気持ちよかったですか?」
「ああ、とても気持ちよかったよ。ありがとう、アリエル」
お父様が私の上からどきながらおっしゃいます。私はさらにお父様を喜ばせて差し上げるために、おねだりをします。
「……ねえ、お父様。今度は、アリエルも気持ちよくして欲しいの」
「いいとも。アリエルはどこを気持ちよくして欲しいのかな?」
私は体を反転させ、うつ伏せになりながらいいました。
「ここを、アリエルの、お尻を……」
「そうかそうか。じゃあ、自分で出してごらん」
私はお尻を上げると、後ろ手でドロワースを引きおろしました。私のおちんちんの先端からあふれていた蜜が、一筋の線を描きます。
両手でお尻を開きながら、私はお父様におねだりをしました。
「おねがい、お父様、アリエルのここに、お父様のおちんちんください……」
「よく言えたね」
そうして、お父様のおちんちんがずぶずぶと私の中に入ってきます。
後ろから私を犯しながら、お父様は何度も私の名を呼んでくださいます。
お父様のおちんちんが私のお尻を突き上げるたびに、ベッドに押し付けられた胸から快感が湧き起こります。シーツにこすれる乳首と、押しつぶされこねくり回される乳房から湧き上がる快感に、私も甲高い嬌声を上げます。
やがてお父様が私の中で果てられました。お腹の中に注ぎ込まれる感触が、私も絶頂に押し上げました。
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「おはようございます、ミスター・ハロルド」
私は朝食を乗せたワゴンを運び込みながら、ベッドの上で
「ああ、おはよう、アリエル君」
ベッドテーブルに朝刊と食事を並べる私に、ミスター・ハロルドが声を掛けられます。
「いつもありがとう、アリエル君。君がいてくれるから、私は――」
ミスター・ハロルドの声には、罪悪感と、悔恨の調子がありました。
「『お父様』、そんなことをおっしゃらないで」
私はミスター・ハロルドの言葉をさえぎりました。
「アリエルは『お父様』が大好きですよ」
「……ああ、ありがとう」
私は『お父様』――ミスター・ハロルドにひとつ微笑むと、紅茶を注いだカップを差し出しました。
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下腹部を絶え間なく襲う圧迫感を、内股になって何とかこらえながら、私は震える声を出します。
「お、お爺様……」
「うむ? どうした、アリエル」
「あ、あの……」
「はっきり言いなさい」
「お、お手洗いに……」
何とかそこまで言った時――私の膀胱はとうとう決壊しました。
生暖かい液体が足を伝い、お爺様にいただいたドレスとストッキングを汚していきます。私は冷たい石の床に座り込み、スカートの上から股間を押さえました。
「……アリエル」
「も、申し訳ありません、お爺様! 折檻だけはお許しを!」
私は『お爺様』――サー・パーシバルに懇願しました。
「いいや、いかん。その年で失禁とはな。さあ、尻を出しなさい」
「……はい」
私は自分の小水で濡れたスカートの後ろを捲り上げると、テーブルに手をつきました。
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サー・ローレンスのお屋敷の地下には、特別な趣向をお望みの会員の方のための部屋があります。今私は、そういった部屋のひとつにいます。
私がお相手をしているのはサー・パーシバル。ヘルマプロディトス・クラブでも最高齢の会員の方です。現役の貴族院議員で、前期の議長も勤められた方です。
サー・パーシバルは私にご自分を『お爺様』と呼ばせます。実際私とサー・パーシバルの年齢差は、祖父と孫ぐらいはありました。
夜会で『お爺様』に誘われた私は、今日も地下室のほうにつれてこられました。『お爺様』は必ず私をこちらに連れてこられます。
『お爺様』に贈られたドレスに着替えた私は、沢山のお茶と、最後にグラスにいっぱいの
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ぱあん!
「んくっ!」
ぱあん!
「うあっ!」
ぱあん!
「ひん!」
石造りの地下室に、平手で肉を打つ音が響きます。
椅子に座ったお爺様が、膝の上に伏せた私のお尻を平手打ちしているのです。
「お爺様、ごめんなさい、ごめんなさい……」
「ドレスを台無しにしおって。本当に反省しておるのか?」
「はい、アリエルは、うっ、粗相をしでかす、はあっ、駄目な子、です……」
お爺様に謝る私の声には、奇妙なあえぎ声が混ざります。それは痛みをこらえる喘ぎではありません。
「ふむ。尻をたたかれて、少しは反省をしたか?」
「んっ、はあっ、はい、お爺様……」
今、私のお尻には、奇妙な形の責め具が埋め込まれています。
全体の形はゆで卵を載せた
お爺様の掌が私のお尻を打つたびに『卵立て』がお尻の中で動き、私に快感を与えます。痛みと快感を同時に与えられ、私はその痛みにも快感を感じていました。
「これは何だ、アリエル?」
お爺様の手が、私のおちんちんに触れます。それはすっかり硬くなり、先端からは透明な蜜をこぼしています。
「お前は折檻を受けているというのに、このように逸物を固くしておったのか?」
「ああ、ごめんなさい、お爺様、アリエルは、はしたない、悪い子です……。どうか、もっと、折檻、してください……」
「ふむ。お前には、もっと厳しい仕置きが必要のようだな……」
お爺様が私のお尻から『卵立て』を抜き取りながら言われます。
「ならばこれだな」
お爺様が私に張形を見せ付けられます。木で出来たそれは普通の男性のものよりはるかに太く、胴体部分に無数の疣があります。
性器を責めるためだけの淫らな玩具の姿に、私は生唾を飲み込みました。
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ちゅっ、ちゅぱっ、じゅぶっ……
ぐりっ、ずずっ、ごりごりっ……
私はお爺様のおちんちんを咥えてご奉仕しながら、同時にお尻を張形で責められています。
お爺様のお年を召した逸物は、すでに固くなる機能を失っておられます。しかし、肉壺の中に挿入することは出来なくとも、刺激を与えてあげれば快感を得ることは出来ます。
私はすでに往年の力を失っているそれを、やさしくいたわるように、お口を使って愛撫します。
なまってしまった肉槍の代わりに、木で出来たおもちゃの槍が私を貫いています。恥ずかしい急所を槍で貫かれながら、私は自らの槍もむなしく振り立てます。
やがて、お爺様の手で操られる木槍に私はとどめを刺されました。私の槍が、先端からむなしく体液を振り撒きます。
お爺様が、満足げなうめき声をあげられました。
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「お爺様! お誕生日おめでとう!」
サー・パーシバルがミス・アニーにお誕生日のお祝いの言葉を送られています。
今私は、ご主人様のお供で、サー・パーシバルの七十歳のお誕生日を祝うパーティーの会場に来ています。パーティーには沢山の方が詰め掛けられ、サー・パーシバルの業績と、王国と女王陛下への貢献をたたえておられます。
来賓祝辞や女王陛下からのお祝いの電報の紹介が終わると、ご家族やご友人からの贈り物の贈呈です。そして今贈り物をされているのが、サー・パーシバルの孫娘のミス・アニーです。
私よりいくらか年下のミス・アニーは、流れるような美しい金髪のレディです。何年かすれば殿方の引く手あまたになるでしょう。ミス・アニーを見るサー・パーシバルのお顔も、普段のいかめしい表情とは大違いのやさしい笑顔でした。
「……ほんとうに、来てよかったのかね? アリエル」
ご主人様が、振り向かずに小声でおっしゃられます。私も小さな声でそれにお答えしました。
「はい。我侭を聞いていただいて、ありがとうございます」
サー・パーシバルのお誕生日を祝う会にご主人様が出席されると聞いて、私はお供に志願しました。何も言わずに我侭を聞いて私を連れてきてくれたご主人様に、私はお礼を言いました。
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「アリエルの胸はほんとにおっきいわねー。ちびのくせに何を食べたらそんなに育つのよ?」
「私も食事はみんなと同じよ」
「じゃあ何か秘密の豊胸法でもあるんでしょ。うりうり、隠さないで教えなさいよ」
「そんなもの、やっ、あん、ちょっと、変なところ触らないで、揉まないで!」
「ほれほれ、白状しないとこうだぞー」
使用人部屋で、三人のメイドがじゃれあっている。一番胸の大きい一人のその胸に、別の一人が顔をうずめて頬ずりし、もう一人が背後から胸をもみしだいた。
「やっ、やあん、やめてえ!」
じゃれあいながら、三人はベッドに倒れこむ。やがて、緩やかなあえぎ声と嬌声が部屋に響きはじめた。
―了―