『唇に歌』
リラックスする方法や困惑したとき、様々な対処の仕方があるのかもしれません。
何も楽器がなくとも、例え、音痴であっても、心に、唇に、歌を携えれば心は和みます。
ブルースも黒人の労働歌であり鎮魂歌でありました。どのような状況でも心にともし火を、唇に歌を。大きな心の支えになるかもしれません。
美しい、心の和む歌がこの世の中には沢山あります。これはありがたいことですね。
文部省の唱歌は良くできたものです。これは、文明形成のための隠れた殊勲賞だと思います。日本の義務教育・国民教育を支えた大きなツールだったのではないのでしょうか。
ゲーテも野ばらの曲に大衆性を求めた事が知られています。永く人々から愛される調べを望んだとされています。
心を鼓舞するような応援歌や行進曲の様なもの。時代を支配してしまうような軍歌。アメリカ合衆国は星条旗の掲揚と国歌の斉唱が無いと国家内部の連携が保たれないとも言います。
ワグナーの様な雄大な音楽。チャイコフスキーの様な煌めく様な音楽。色々、極めようと思えば様々かも知れません。