廉子日記 |
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作者: ◆Tw.f0Br8jY Summary: しんら×廉子 |
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○月8日 最近、しんらの様子がおかしい。 儂の体を絡みつくような視線で眺める時がある。 視線に気づきしんらの方を向くと、慌てて顔を逸らす。 具合でも悪いのかと尋ねても、そんなことはないと口篭る。 ○月9日 眠らなくとも体の活動に支障は無いのだが、 惰眠を貪ることが最近の楽しみだ。 今日、昼寝中に妙な夢を見る。 体のあちこちを押されるような夢。 ギンコの奴、また妙な蟲でも寄越したか? ○月10日 今日も昼寝中に妙な夢を見た。 眠りが浅かったのか、ふと目が覚める。寝起きの耳に妙な荒い息遣いが聞こえた。 薄目を開けてみると、しんらが儂の胸の上に指を乗せ、 儂の寝息に合わせて指を潜らせていた。 そうか。しんらももうそんな事に興味を持つ年頃なのか。 ○月11日 不憫な孫の捌け口となってやるのも御目付役の務めであろう。 事前に、しんらに 儂は今から眠るが、半刻は絶対に目を覚まさんと思うので番を頼む と声を掛け、寝部屋にて横になる。 目を瞑ると程なく障子の開く音が聞こえた。 入ってきた足音が儂の横で止まり、しゃがみ込む衣擦れの音。 顔をじっと見つめる視線を感じる。 暫くの後に、また儂の胸に指を這わせ始めた。 眠ったフリをして、しんらの悪戯に身を任せてみることにした。 ○月15日 秘め事は毎日の様に続いている。 しんらは余程胸が好きなのだろう。 しきりに儂の胸を指先でつつき、押し、弄繰り回す。 儂としても気持ち良くないわけではない。 思わず声が出そうになる時もあるが、その時は 寝言に紛らわせ、身をよじる様に寝返りをうつ。 慌てて飛び退く気配。 初々しい孫の反応が可愛くて仕方が無い。 儂も、段々とこの秘密の時間が楽しみになってきている。 ○月18日 最近のしんらは乳首が気になるらしい。 胸の真中で指先をしゅりしゅりと往復させ、しきりに乳首を立たせようとしてくる。 儂は蟲とはいえ体は敏感な少女のままだ。 薄い着物越しの刺激に、むくむくと起き上がる乳首。 指先でも分かる程に硬くしこった乳首をカリカリと一生懸命に弄る しんらの様子がいじらしくて仕方が無い。 暫く弄繰り回した後、人差し指と親指で挟む様に乳首を擦ってきた。 そ、それは刺激が強すぎるから止めろ声が出る・・・! ど、どうやら摘んでみたい様なのだが・・・ 摘める程に大きくならないと思ったのか、ふいと手が引っ込む。 今日もそろそろ仕舞いか、と思った時 しんらは胸元の着物の合わせ目から指を滑り込ませてきた。 着物越しでは飽き足らず、直に乳首を弄りたいという、の、か! 人差し指を付け根まで潜り込ませ、ゆっくりと往復させ始めた。 初めて受ける直の刺激に、さらにコリコリと硬くしこりだす乳首。 や、やめっ!それはさすがにっ、強、すぎっ、るっ! 襲い掛かる刺激の波に、声を漏らしそうになったその瞬間、 突如指がしゅるりと抜けた。 いてて・・・としんらの声。 どうやら、儂の着物の合わせがきつ過ぎたせいで、無理に突っ込んだ指を痛めてしまったようだ。 可哀相に。明日はもう少し胸元を開けておいてやろう。
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