触れる手も、囁く声も。
何もかも全て夢ではない。

愛しい人が再び目の前に居る。

ずっと求めていた温もり。




お互いを求めるように、熱を交わした。















お題 022. 【涙】 (ブウ戦後悟チチ)















7年前に亡くなった悟空は奇跡的に生き返り、今パオズ山の孫家に居た。
悟空が生き返ったのと、ブウを倒して平和になったお祝いを兼ねて、
チチは腕によりをかけてご馳走を作った。
次々と食卓に所狭しと並べられていく様はまさに圧巻。
悟空を始め、悟飯や悟天も今か今かと待っている。

「「「いただきまーーーす!!!」」」」

言うやもの凄い勢いで胃の中に流し込んでいく。
その様子をチチは苦笑いしながらも微笑ましく見つめた。
悟飯が居て悟天が居て、そして悟空が居る。
こんな光景が見れるなんて思いもしなかった。
目の前で自分の料理を美味しそうに平らげている悟空は間違いなく生きているのだ。

「かーーっ!やっぱチチの作る飯はうめぇなぁ〜っ」

その言葉がどれだけチチに幸せを齎したのだろう。
昔よく聞いた言葉。
再び聞ける日がくるなんて思いもせず、思わずチチは涙ぐみそうになった。

そんなチチを尻目にかたや悟空は、満面の笑みを浮かべながら次々と料理に手を付けていく。
沢山あった料理は物凄いスピードで無くなっていった。
それに負けじとふたりの息子も手を休める事無く、次々と料理を頬張っていった。

「・・・もっとゆっくり食ったらどうだべ?まだ沢山あるだよ」

涙ぐんでるのが馬鹿馬鹿しくなる程、三人は食事に夢中だ。
本当なら悟空が生き返った喜びとか、平和になった幸せとか語りながら
ゆっくり食事するのが一家団欒というものではないか。
しかし、そんなものは孫家には一切皆無だった。

「ひゃっへよ〜フィフィのふぇしひはひふぃだはら〜」
「物を飲み込んでから喋ってけろ!」

全くと呆れながら注意すると、んくっと物を飲み込んだ悟空は言った。

「だってよ〜チチの飯久しぶりだから止まんなくて」

そう言われたら何も言えなくなってしまうのを知っているのだろうか。
何も言い返せないまま、チチは自分も料理に箸を付けた。

沢山あった料理は大食漢の三人によって綺麗さっぱり残さずたいらげられた。
チチは食後のお茶を入れ、自分も席についた。
食器を洗わなくてはいけなかったけれど、今はこうして家族全員揃っている喜びを噛み締めたい。

「は〜やっぱウチは落ち着くなぁ」

お茶を飲んで一息吐く。
久しぶりの我が屋は7年前と然程変わりなかった。
唯一違う所と言えば、悟天が居る事ぐらいだろうか。

その悟天は悟空が生き返った事がとても嬉しかったらしい。
ずっと父親が居ないまま育ってきたのだ、その喜びは計り知れない。
父親の愛情を確かめるように悟空を見つめて微笑んだり。
そんな悟天を悟空も嬉しそうに見つめ返した。

大きくなったもうひとりの息子、悟飯も嬉しさを隠し切れない。
大好きだった悟空が帰ってきたのだ、喜ばずにいられようか。
悟天とのやりとりを楽しそうに見ながら自らも会話に参加していた。

その様子を見てチチは本当に幸せだと実感した。
悟空が居ない7年間はあっと言う間だった。
当時枯れるのではないかと思うほど涙を流し、胸の苦しさに苛まれたけれど。
傷みは徐々に和らいでいったのは事実。
悟空が居ない分、自分がしっかりしなくてはと思ったのもあったから。
いつまでも泣いていたら悟空が悲しむと思ったから。
だからこそ、今迄笑って暮らしてこれたのだ。
でも、今日からは違う。
悟空が居るのだ。
一日じゃなく、ずっといつまでも此処に・・・。

「おらそろそろ食器の後片付けしてくっから悟空さ達は一緒に風呂さ入ってけろ」

思わず泣きそうになるのを誤魔化すように立ち上がった。
三人は親子水入らず風呂へと向かっていく。
泣くのは今日までだ。
明日からはこの風景も当たり前のものになるのだから。















家事の一切を終え、風呂に入ったチチは寝室へと戻った。
当たり前だけど、其処には悟空が居た。
それはなんだか不思議な感覚で、それでも7年前は当たり前だった事。

「このベッドそのまま使ってたんだなぁ」

悟空と一緒に使っていたベッドはそのままだった。
ひとりになっても、チチはこのダブルベッドを捨てられなかった。
捨ててしまったら、悟空との思い出まで捨ててしまう気がしたから。
確かに始めの頃はひとりで寝るには広すぎて、ひっそりと泣いてしまう事もあったけれど。
悟天が生まれてからは一緒に寝たりもしたし、いつからかひとりで寝る事にも慣れてしまっていた。

ベッドの上で胡坐をかいて座っている悟空の元に近付く。
チチは何も言わず悟空に抱きついた。
悟空の胸に顔を埋め、ギュッと腕を回す。
そんなチチを悟空は何も言わず抱きしめ返した。

「ホントに・・・帰ってきたんだな」

あぁ、と言う低く落ち着いた心地よい声が降り注ぐ。
今この手に感じている温もりも、耳に響く鼓動も全て夢ではない。
堪えていたものが堰を切って溢れ出してくる。

「おら・・・悟空さが生き返ってくれて本当に嬉しいだ・・・」

チチの細い肩を抱きながら、悟空もチチに顔を埋める。
柔かい身体も、すべらかな肌も、鼻を擽る甘い匂いもあの頃となんら変わっていない。

「チチ・・・」

胸に顔を埋めているチチの顔を上げさせる。
黒く輝く大きな瞳は、大粒の涙によって歪んでいた。
親指でそっと拭ってやり、その顔を愛しく見つめた。

まるで新婚の頃のように、胸が高鳴り息が詰まりそうだ。
涙を流しながら、それでも懸命に笑うチチが愛しい。

ゆっくり、躊躇いがちにお互いの唇を重ねる。
7年ぶりのキスはふたりの心に温かいものを灯らせる。

チチの唇はどうしてこんなにも柔らかで可愛らしいのだろう。
あの頃とまるで変わらず、悟空の心をかき乱す・・・。
先程のキスで勢いづいたのか、二回目の口付けは余裕があった。

「ん・・・」

喉の奥から甘い声をあげるチチに悟空は無意識にチチの胸元に手を這わせる。
行為に驚いたチチはそっと悟空の口付けから逃れた。

「悟空さ・・・」
「嫌だったか?」

軽くだったとはいえ、チチに拒否された事は悟空にとっては少しショックだった。
7年ぶりに触れた最愛の妻の身体に欲情しない男などいないだろう。
チチは首を横に振って否定するものの、明らかに身体は拒否しているように見えた。

「オラ・・・久しぶりにチチの柔らけぇ身体触ったら・・・我慢出来ねぇんだけど」

真っ赤になって俯くチチは昔となんら変わりない。
手をギュッと握り身を硬くしている。
ポツリ、とチチが呟いた言葉はあまりにも小さくて悟空は聞き逃しそうになった。

「おら・・・歳くっちまったから・・・」

躊躇うように言った後、さらに俯いてしまう。
悟空はチチの言葉の意味を図りかねた。

「歳くっちまったって・・・」

拒否された理由が歳だなんて悟空はなんだか納得出来ない。
首を傾げている悟空にチチは再び口にした。

「あれから・・・7年も経っちまったべ?悟空さは死んでたから若いままだけど・・・
おらはそうじゃねぇ。人並みに歳をかさねちまったから・・・」

何となくだがチチの言わんとしている事が解った。
どうやら歳を重ねた身体を見せる事に抵抗があるらしい。
そんな事全く関係ないのに、と悟空は思った。
7年経とうがなんだろうが、先程のキスでわかる様にチチは柔かい。
今も虜にするその温もりに年齢など関係あるものか。

「なんだ〜そんな事かぁ」

大した事ないように言う悟空にチチはふくれっつらを見せた。
悟空にとったらそうであるかもしれないけれど、チチは女だ。
あの頃と体型は変わっては居ないけれど、自信は多少落ちてしまう。
もし悟空に幻滅されたら・・・そんな意識は拭い去れない。

ふくれっつらなチチの頬に手を添える。
久しぶりの行為なのだからチチだって恥ずかしさに抵抗があるだろう。
チチの瞳を覗き込むように悟空は笑った。

「オラそんなの全然気になんねぇぞ。むしろ今のチチが見てぇ」

カッとチチの頬が赤く染まる。
いつだって愛の言葉など囁かない悟空ではあるけれど。
こういう時は誰よりもストレートで嘘がない分、チチが赤面するような言葉を平気で言う。
悟空なら、きっと・・・。
チチはOKの合図とばかりに悟空に抱きついた。

「・・・・久しぶりだから優しくしてけれな・・・?」

上目遣いで見詰めた瞳は潤んで色っぽく見えた。
いくつになっても少女のように可愛いチチ。
悟空はあぁ、と頷くと同時にチチの唇を塞ぐ。
やっぱりチチの唇は柔かくて甘い。
7年もの間忘れていた感触が徐々に戻ってくる。

悟空はゆっくりとチチの寝巻きのボタンを外していく。
徐々に露になっていく白い肌が興奮を一気に煽っていく。
けれど悟空だって久しぶりなのだ、緊張していないと言ったら嘘になる。
震える手を何とか誤魔化しながら最後のボタンを外した。

チチは固く目を閉ざしている。
微かに肩が震えているように見えた。
そっと寝巻きに手をかけゆっくりチチの身体から脱がしていく。
目の前には久しぶりに見るチチの白い素肌・・・。
興奮を抑えながら悟空も自らの上着を取り去った。

寝巻きの下を脱がす為にチチに口付けをしながら身体を横たえさせていく。
昔なら勢いに任せて行っていた行為も、久しぶりだからこそまるで初めての時のように緊張してしまう。
ゆっくりと下を脱がせて一旦チチから身体を離した。

「ゃ・・・」

恥ずかしそうに顔を逸らしながらその身体を手で隠す。
それだけで悟空の理性は何処かに消えていくようだった。
チチの隠してる手の隙間から見える丸い双丘が見たくて仕方ない。

「チチ・・・それじゃ見えねぇぞ」

チチの手を取り去ろうと手を伸ばすも、力が込められている。
悟空は優しく宥めるようにチチを覗き込むと、先程よりさらに潤んだ瞳とかち合う。
何処までも可愛らしく、恥らうチチ。
不安を取り除くようにチチに口付けた。

チチの口内に悟空の舌が侵入した。
それだけで頭の芯がぼやけてしまう。
やっぱり恥ずかしくて抵抗してしまったけれど、その力は悟空の深いキスによって奪われていく。

「ふぁ・・・」

息継ぎの途中で吐息と共に漏れる声。
徐々に抵抗の力を弱めていくチチの手を探るように外させていく。
痛くないぐらいに力を入れて、拘束した。

「ぁ・・・・」

ついに悟空の前に曝された柔らかな乳房。
鎖骨のラインから緩やかにカーブを描いて丸みを帯びた姿は昔とちっとも変わらない。
白い丘陵の頂に見えるは魅惑の赤い実。

「すげぇ・・・アノ頃のまんまだ・・・」

呟くように言う悟空の声が遠くに聞こえる。
あまりの恥ずかしさに意識が集中出来ない。
きっと顔は有り得ないぐらい真っ赤になっているだろう。
まるで初めての少女のように、ただ悟空の次の行動を待つだけ・・・。

「あっ!」

ピクン、とチチの身体が跳ねる。
悟空の無骨な手がチチの乳房を揉みあげたのだ。
刺激になされるがまま、その形を変えていく。
いつしか悟空は夢中になって両の手でチチの乳房を包んだ。

「柔けぇ・・・」

夢中で揉みしだきながらその柔らかさを堪能する。
あれほど夢中で貪っていた身体なのに。
この柔らかさをいつしか忘れてしまっていたなんて。

「ふぁ・・・っ・・・あぁ・・・」

遠慮がちに、だけど艶めいた声がチチから発せられる。
悟空に胸を翻弄される快感を忘れていたチチの感覚を直ぐに呼び覚ました。
クッと力を入れられる度に感じてしまって仕方ない。
悟空は揉む手を休めないまま、中指の腹で徐々に主張し始めた薄紅色の突起を擦りあげた。

「ひぁ・・・っ!」

一際高い声がチチから上がる。
いくつになってもチチの此処が弱いのは変わらない。
刺激する事によってそれはますます硬さを増していく。

「チチ・・・気持ちいっか?」

顔を見れば快感に歪むチチの顔。
7年の歳月を経て熟した果実を貪るように、悟空は中指と薬指で突起を挟み舌で舐った。
片方は指で挟んだまま擦り付けたり左右に軽く揺さぶったり。
そうするとチチから止め処ない嬌声が漏れていく。

「あぁっ悟空・・・さぁ・・・」

指で突起への刺激は続けながら悟空はゆっくりと己の顔を下へと移動させていった。
臍の辺りをくるりと舐めあげ、下腹部辺りに舌を這わせる。
指の感覚と、生暖かい舌が這う感触にチチは翻弄されるばかり・・・。

悟空が辿り着いた先は布一枚を纏ったチチの秘部。
直接ではなく、下着越しに少し盛り上がった部分にまず舌を這わせる。
そうすればチチの足が途端に何かを求めるように動きだすのだ。

「チチ、足開くぞ」

そう言ってチチの足を広げさせた後其処を凝視する。
ショーツにはいつしかチチから溢れた愛液で湿っているのが目に入った。
それでも直ぐ直接触れるような事はしない。
少し意地悪するように、ショーツの上から舌を押し付けた。
指は再びチチのふたつの頂を攻め立てる。

「あぁっ!」

直接的ではないにしろ、一番感じる部分に舌を這わされてチチは善がり声を一層上げる。
悟空はゆっくりと下から上、上から下へと往復させ刺激した。
ショーツ越しではあっても其処からはチチの女の匂いが強く感じられた。

悟空の唾液なのか、チチの蜜なのか。
ショーツは既にグショグショに濡れ、最早何の為に付けているか解らない状態だった。

「脱がすかんな」

悟空の言葉にチチは素直に腰を浮かせた。
直接的な刺激が欲しくて堪らなくなっていたのだ。
其処には最初の恥じらいを見せていたチチは何処にも居ない。
ただ悟空に与えられる快楽に翻弄されるだけだ。

脱がした途端、秘裂の部分に蜜の糸が引く。
たっぷりと潤ったその部分はテラテラと光り悟空を誘っているかのよう・・・。
悟空はそっとその粘りを持った蜜を救うように触れた。

「あんっ」

ベトベトしたその愛液は忽ち悟空の手に纏わりついた。
久し振りだからなのだろうか、チチの蜜はたっぷりと溢れて止まる事を知らないように思えた。
悟空はまず、自分の指を一本ゆっくり秘裂に差し入れる。
久し振りの質量にチチは眉を顰めた。

「うぅん!」

クチュリ、と音を立てる其処を徐々に上下に動かし出す。
チチの表情を伺いながら、慣れてきた頃合を計ってもう一本指を挿入した。
優しく探るようにチチの内をかき回すと、指に絡む蜜の量は増えていった。

「チチ・・・痛くねぇか?」

7年ぶりとなれば大分狭くなっているに違いない。
事実、初めての時のようにキツク指を締め付けている。
指ではまだ痛いだろうかと思った悟空は一旦指を抜き去り、再び顔を近づけた。

「あ・・・ひっ・・・!」

溢れる愛液を舌で掬い取った後、上部の米粒程の突起に尖らせた舌で突付く。
チチの足は振るえ、身悶える。
舌で往復するように愛撫した後、吸い上げた。

「はぁん!・・・あ・・・あぁ・・・」

高く啼くチチの声に導かれるように、蜜を放出させている場所を覆う壁をそっと両手で押し広げる。
広げられる事で口を開けた格好になった秘裂は、ドロリと内から蜜を流し出した。
パクリと開いた其処に悟空は舌を差し入れ刺激した。

「あぁっ!あぁん・・・あは・・・・っ」

グチュグチュと音を立てるように吸って、内を掻き乱す悟空の舌に翻弄され、最早チチは何も考えられなかった。
7年ぶりであったとしても。
悟空に慣らされ植えつけられた快感は、こうして呼び覚まされたのだ。

「・・・っはぁ・・・チチ・・・挿入るぞ」

十分慣らした秘裂に満を持して硬くそそり立った己を擦り付ける。
ヌルリという感触は、その部分に触れさせただけで達してしまいそうになるほど気持ちがよかった。

「やべ・・・気持ちい・・・くて・・・」

悟空だって7年ぶりなのだ。
チチの蜜に触れただけでおかしくなってしまう。
ゆっくりと推し進めるように侵入をはかると、ギュウギュウと締め付けられた。

「うぁ・・・チチ・・・そんなに・・・くっ・・・」
「いっ・・・あ・・・!」

チチは少しの痛みを感じてしまった。
でも我慢出来ない訳ではない。
なんとか悟空が奥に達するまでは・・・・。
きつく悟空の腕にしがみ付き、耐える。

埋没させていく度に悟空は必死に自分を押さえる。
少しでも気を抜いたらこの刺激は直ぐにでもイってしまいそうだったからだ。
7年ぶりに悟空を受け入れたチチの内はとても窮屈で絡みつくようだった。
絡まる蜜を押し出すように再奥を目指していく。

「はぁ・・・はぁ・・・入った・・・ぞ・・・」

チチを抱き締めながら肩で息をする。
もうおかしくなりそうで、いつ理性が切れてしまってもおかしくなかった。
それでも、埋没させている時の少し苦痛の表情を浮かべていたチチが頭の片隅に浮かぶ。

「チチ・・・苦しいか?」
「ん・・・少し・・・」

薄ら目尻に涙を浮かべているチチに優しく口付けを落とす。
それはまるでお互い初めてのような感覚―――。
今一度、お互いの身体を繋ぎ合わせる為の儀式。

「ゆっくり・・・動くぞ」

本当は思い切りチチの内で動いて果ててしまいたかった。
それでも少し苦しそうなチチに無理をさせたくはない。
もし思い切り動いてしまったら、きっとあっと言う間にイッてしまうのも明らかだった。
内に入れただけで、悟空はもう既に限界だった。

「ん・・・あ・・・あっ!!あぁっ」

ゆっくりと出し入れをさせるとチチの愛液と絡まりさらに快感が増す。
チチを満足させる所か、どんなに頑張っても持ちそうになどない。

「ん・・・チチ・・・も・・・駄目だ・・・っ!!」

悟空に最初の快楽が襲う。
勢いよく熱いモノをチチの内に放出させた。

全て出し切った後、肩で息をしながらチチの上で果てる。
はっきり言ってかっこ悪い事この上ない。
いくら久し振りだからといって、あまりにも無様ではないか。
チチを慣らすまでもなくイってしまった自分を悟空は恥ずかしく思った。

「悪ぃ・・・チチ・・・オラ・・・」

謝る悟空の頭を包み込むように腕を回す。

「大丈夫だべ・・・おらも・・・久し振りだからそんなに持ちそうになかったべ・・・」

ドクドクッと脈打ちながら放出を終えたそれは、再びチチの中である程度の硬さを取り戻した。
これなら少し時間をかけられる。

「チチ・・・もう一回いくぞ・・・」

言うや、先程より少し強めに腰を打ち付ける。

「あぁ!」

突然の強い刺激にチチは背を仰け反らせる。
ぶるんと白い乳房は揺れ、その視覚がさらに悟空を興奮させ高みに昇らせていく。
再び元の硬さを取り戻した悟空は遠慮なくチチの最奥を突いて突きまくる。
最初は痛みを感じていたチチだったが、既に痛みは快楽へと変わっていた。

「んぁ!あぁっ・・・ひ・・・っ!」

内をかきまわすように腰を動かしながら最奥をこれでもかと攻め立てる悟空にチチは徐々に上り詰めていく。
昔散々味わったジワジワというせり上がってくる感覚がチチを支配し始める。
チチは必死に悟空に手を伸ばした。
その温もりを求めるように。

「悟空・・・さっ」

ん、とチチの唇に吸い付き、腰を打ち続ける。
チチの内が急激に締め付け、収縮を始めたのが解った。
限界はもう直ぐ近い。

「やっ!あぁっ・・・あああぁ!!!」

脳内は既に白く色づき何も考えられない。
ただ悟空に齎される快楽に翻弄されるまま、チチは果てた。
それを確認した悟空は満足そうに口の端を上げた後、続くように自分も再び熱を吐き出した。










「悟空さ」

甘えるように胸にすがり付いてくるチチを優しく抱き締める。
7年ぶりでも変わらず、受け入れてくれたチチ。
その身体はあの頃と全く変わらないまま悟空を夢中にさせ、離れられなくさせる。




今まで離れていた分、これから沢山お互いの体温を感じていこう。
この温もりが、お互いにとって必要だったのだと。
今日改めて思い知らされた。




明日目が覚めても。
この夢だけは覚めない。


愛しい人が寝息を立てて、隣りに居る。




この幸せは7年の時を経て得た、何物にも変えがたい幸せ――――。















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ほんのチョッピリシリアスラブっぽく書いてみました

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