ultimate アルティメット
「ほらよ。着いたぜ、姫」
大きなベッドに優しくを寝かせ、其の額にキスを落すシャンクス。
シャンクスは大切そうに麦わら帽子を手に取り、ベッド脇のテーブルに置いた。
そんな仕草の一つ一つをは、愛しげに見つめる。
「此の部屋に女が入るなんてなぁ。・・・何か、呑むか?」
「じゃあ・・・赤ワイン」
黒いマントを脱ぎながら、酒瓶が並ぶ棚に歩く。シャンクスは灯りで酒瓶を透かして微笑む。
コルクを引き抜いて、赤い液を喉に流し込むシャンクス。
シャンクスの喉が大きく上下するのを見て、は身体の奥が熱くなるのを感じた。
「・・・・」
ワインの瓶を片手に悪戯っぽく笑うシャンクス。マントを羽織らない身体は、雄の匂いを漂わせる。
近づくシャンクスを見上げて、の紫の瞳が揺れる。
赤ワインを口に含んだシャンクスは、に被いかぶさった。
「・・・・シャンクス」
至近距離の黒い瞳に、頬を染める。
シャンクスは優しくの唇を塞ぎ、口中にワインを流し込んだ。
「愛してる・・・・・・・」
少し温いワインはの体内に流れ込み、含みきれなかった液が口端から零れる。
シャンクスは其れを舌で舐めとって、ニヤリと笑う。
「俺の手で・・・・女にしてやる・・・・」
呟いたシャンクスは、の両手首を掴んで唇を貪った。
激しく口中で動き回るシャンクスの熱い舌に、眩暈を憶える。
二人の吐息から漂う、ワインの香り。
シャンクスは、掴んでいる細い手首を枕に押し付けながら、激しいキスを与え続ける。
「・・・・・」
低く呟き、のドレスの胸に顔を埋める。胸元に感じる熱に、眉間に線を入れる。
が零した甘い溜息に、シャンクスの理性が崩れ去る。
「・・・堪んねェなァ、オイ・・・」
シャンクスは、力が抜けた手首を開放しての胸元を一気にはだけさす。
薄明かりの下で、形の良い乳房が弾んだ。真っ紅になって、顔を背ける。
「・・・・・・や・・・」
恥じらいの言葉に苦笑したシャンクスは、優しく薄桃色の乳首を口に含み、舌で転がした。
の乳房を、シャンクスの無精ヒゲがくすぐる。
「ん・・・・」
硬くなったの乳首を甘く噛みながら、シャンクスは服を脱いでゆく。
シャンクスの赤髪が、の白い肌を撫でる。
耳に聞こえる、荒いシャンクスの呼吸はから羞恥心を薄れさせる。
「シャンクス・・・・いっぱい・・・抱いて・・・・」
「勿論だ。に飽きたって言われちまう位、きっと抱いちまう・・・・」
シャンクスの左手は、ゆっくりと白いドレスを手繰り上げての太腿を撫でた。
ピクンと反応して上がる、の片膝。
乳首をペロペロと舐めながら、シャンクスの手は狭まった両足の間に滑り込む。
「・・・・はッ・・・・」
「・・・・捕まえた」
シャンクスの中指は、ショーツの横からスルリと奥に侵入した。
「・・・・・あッ!!」
「ん〜?」
潤んだ瞳を見つめるシャンクスの指は、しっとりと濡れるクリトリスを捕らえる。
「はぁッ・・・・」
シャンクスの中指は温かいヒダを丁寧になぞり、小さなクリトリスを優しく刺激する。
のヴァギナはヒクヒクと動き、細い腰は微かに上下した。
「ん・・・シャン・・・・クス・・・・」
薄闇の中、白い手を伸ばしたは、広い背中に触れた。火照った肌に薄っすらと汗が浮く。
細かく微動する、シャンクスの指に合わせて背筋が動いている。
溢れてきた愛液を勃起するクリトリスに塗られ、は背中に爪を立てた。
「あああッッ!・・・・・んッ・・」
うねる大海の様な快感が、を包む。
シャンクスは、半開きになったの唇をベロリと舐め上げ中指をジュプッ・・・と沈める。
「んんんッ・・・・・ハァ・・・・あッ・・・ああッ!!・・」
制御不能になった腰を震わせ、はシャンクスの身体に縋りつく。
「・・・そんなに・・・くっつくと、可愛がってやれ無ェぜ?」
苦笑したシャンクスは、のショーツをずらし降ろして床上に放った。
ドレスも易々と剥がされて、床に滑り落ちる。
一糸纏わぬ姿で、抱き締めあう二人。シャンクスの赤い髪との金髪が触れ合う。
「もう・・・離さねェ・・・・」
呟いたシャンクスは、の身体にキスの雨を降らす。
軽いキスを与え続け、脊髄に集まる熱い血液に顔を顰めるシャンクス。
軽いキスを止めたシャンクスは、白いの身体を舐め始めた。
シャンクスの熱い舌は乳房から鳩尾に下がり、更に下腹部へと進む。
の柔らかい草叢が、唾液で濡れた。
シャンクスはの両膝を上げて、火照るヴァギナをゆっくりと広げた。
「俺にどうされてェ?・・・・」
震える睫毛で、シャンクスを見つめる。
「・・・・・舐めて・・・欲しいの・・・・・」
「いいコだ」
シャンクスの吐息がのヴァギナに掛かる。背を反らしたは悲鳴を上げた。
「ああッ!・・・・・ん・・・はぁッ・・・」
愛液でグチャグチャに濡れたヴァギナは、シャンクスの唾液で更に濡らされてシーツに染みを作る。
絡まる二人の吐息が、寝室に響く。シャンクスの動きで、微かに軋むベッド。
吸い付くようなシャンクスのクンニリングスは頭を痺れさせ、は何も考えられない。
のつま先は、白いシーツを乱してゆく。
「・・ぁ・・・・・ハァ・・・あ、あ・・・シャンクスぅ・・・」
自然に浮くの腰を、シャンクスの武骨な両手が押さえつける。
シャンクスの蠢く舌から逃れられず、は絶頂に近づいてゆく。
押さえた腰は其のままに、シャンクスの舌は早さを増す。震えるの手は赤髪を探した。
「ああああッ!!・・・・・」
全身をヒクつかせて、は絶頂に達する。荒い呼吸で乳房が上下する。
シャンクスは優しくの髪を撫でて、ベッド脇からワインを掴んで喉を潤した。
「・・・・大丈夫か?」
シャンクスはワインをの唇にも流し込みながら、猛るペニスをヴァギナにあてがう。
「・・・・はあッ!!・・・」
身体を貫く熱い衝撃に、瞳をきつく瞑る。
シャンクスは、注意深くの顔を見つめながら太いペニスを埋めてゆく。
「・・・・・・ぅ・・・」
「辛ェか?」
問い掛けに微かに頭を振り、辛そうに微笑む。
「痛かったら、俺の舌噛み切っちまえ・・・・」
シャンクスは、低く呟いての唇を貪った。
「ん・・・ッ!・・・・」
ズンッ・・・と鈍い衝撃は、を痛みと幸福の間で揺さぶる。唇を離す。
「シャン・・・・クス・・・・愛してる」
「、愛してるぜ・・・・」
微笑んだシャンクスは、腰をゆっくりと動かし始めた。
二人の結合部から漏れる音が、部屋に響く。時間を掛けて、ゆっくりと腰を動かすシャンクス。
「・・・あ・・・・」
暫くしての口から漏れた声は、女として艶めく。
安堵したシャンクスはの背中に手を回して、ペニスを深々と埋め込んだ。
「んんんッ!!」
動き出したシャンクスの背中に手を伸ばし、は恍惚とした表情で見上げる。
ポタポタと落ちてくるシャンクスの汗が、白い乳房を濡らした。
のヴァギナから、愛液がアヌスまで伝い流れた。
愛液でテラテラと光るシャンクスのペニスが、ヴァギナから糸を引いて離れる。
「・・・・俺に乗れるか?」
シャンクスは逞しい腕でを抱き寄せて、ベッドに転がる。
既に身体の力が抜け落ちたは、人形の様にシャンクスの上にまたがった。
「何か・・・恥ずかしいわ・・・・シャンクス、そんなに見ないで・・・・」
唇を噛み締めたの乳房を、シャンクスの手が揉みしだく。
眼下の赤い髪と白いシーツが織り成すコントラストに見惚れながら、は愛撫に震えた。
の丸いヒップに、シャンクスの熱いペニスが当たる。
「惚れた女に見惚れて何が悪ィんだ?」
苦笑して、を見上げるシャンクスの瞳が悪戯っぽく光った。
「きゃッ・・・」
いきなりペニスを挿入し、腰を突き上げたシャンクスに、は小さく叫んだ。
シャンクスの動きに、ギシギシと音を立てるベッド。
「ん、ん・・・はぁッッ・・・・あッ・・・ハァ・・・・ぁ・・」
白い乳房を揺らして、悩ましく喘ぐ。
太腿で挟んだ、シャンクスの裸体の熱さと湿りは、を一層淫らにさせる。
「シャンクスッ・・・・・ハァ・・・ハッ・・・・・ああッ・・・・」
「もっと・・・もっと・・・乱れちまえ・・・」
シャンクスの激しく突き上げるペニスに合わせ、の腰がうねる。
与えられる振動で、の声が震える。
「・・・・はッ・・・・んん・・・・・」
の腰を、シャンクスの武骨な手が掴む。
「・・・・・ハァ・・・」
愛する女を抱く快楽を、決して逃がさない様に。
愛する女と共に、一歩ずつ昇ってゆく天国への階段。
熱いシャンクスの両手が、の腰に食い込む。
速度を増す、シャンクスの腰。シャンクスは眉間に線を入れ、乱れるを見つめる。
「あああ・・・・あッ・・・・・・あッあッあッ・・・・!!!!」
「・・・イッちまう・・・・」
ドクッ・・・ドクッ・・ドクン・・・
フッ・・・との身体が浮き、尖った乳首が震えた。
二人の荒い呼吸しか聞こえない寝室。
脱力したの身体が、シャンクスを被う。
「・・・ハァ・・・ハァ・・・・・シャンクス・・・・」
ジットリと濡れたの背中を優しく撫でながら、シャンクスは微笑んだ。
「離さねェ・・・絶対ェに・・・・」
シャンクスは愛しい女を優しく抱き締めて、幸福に瞳を細めた。
一つの快楽を超えた後の優しいキスは、の胸を熱くさせる。
「愛してる・・・・」
「私も・・・・愛し合うって・・・こういう事なのね・・・」
は、頬に当たるシャンクスの無精ヒゲに笑って深い眠りに落ちる。
深呼吸したシャンクスは、可愛い寝息をたてるの額にキスを落した。
ultimate (アルティメット) = 最高点の意。